黄花の甘菜

花: キバナノアマナ (左)

 花色が黄色で、葉が甘いから、甘菜。

 この花を求めて内地の山を歩いたことがある。
 その時、2株みつけて大感激した。

 でも、その花が、ここ礼文島には、
 当たり前のようにそこここに咲く。
 うちの玄関を一歩でると、
 そこに野生の黄花の甘菜が咲いている。

 春、目覚めたばかりの大地を黄色く染める。
 特に礼文島北部には、
 真っ黄色に染まる場所がある。
 少し肉厚で粉をふいたような葉。
 パリっとキリっとした真黄の百合の花。
 

ミズバショウ群生

花: ザゼンソウ (下)

 これ、枯れたミズバショウ??? と、
 初めてみる人にはよく聞かれる、ザゼンソウ。
 同じサトイモ科だけど、違う種類です。
 でも知ってる人には、何故か人気ある植物。
 話には聞いたことあるけど、
 実物に出逢ったのは初めて、と。

 匂いが臭い! なんていうけど、
 そーだなー。一番臭いのは、
 7月後半の礼文島で、見事なピンクの
 花畑を形成する、伊吹トラノオかな?

花: ミズバショウ (右上・右・右下)

 ミズバショウといえば、誰しもが尾瀬!
 と答えますね。
 でも、群生の規模としてはどーでしょう。
 尾瀬にも行ったことはあるけれど、
 こんなに広大な面積びっしりの群生、
 尾瀬とは比較にならないでしょ。

 果てしなくびったりと白く埋め尽くされる
 群生の向こうには、雪を冠した礼文岳。

 咲き始めは白も鮮やかでちっちゃくて。
 でも、日に日に、10cm近くも生長。
 して、夏頃には葉も1.5mほどになるのも
 あるほど、葉が生長してオバケになる。
 この葉でせっせこせっせこ栄養分を貯え、
 立派な根っ子を作るんだな。

ミズバショウ群生

ザゼンソウ

 して又ここ、礼文島の水芭蕉群生地といえば、
 今の40歳くらいの人にとっては、
 「先生は、・・・」のロケ地として印象深い、
 あの北野牧場の舞台となった場所。
 2002年3月までは、
 実際にここは牧場でした。でも、牧場は閉鎖。
 牛達がいなくなった後、水芭蕉達はどう
 対応してゆくのでしょうか。影響は無いのかな
 かつては牛達が食べてくれてた草が
 ボウボウになって、邪魔したりしないかな?

 ロケに使われた学校校舎も、
 まだ残ってますよ。廃校になってるけどね。

 水芭蕉にせよ、座禅草にせよ、
 そのいでたちがユニーク。白い部分が花、と、
 思われてしまいますが、違うのよ。
 花の作りをじーっくりと観察してみてよ。
 そしてこんな作りになったのはどーして?
 と、考えてみて。この形の一つひとつに、
 ちゃんと、意味があるんだな。

 水芭蕉群生の見頃は、尾瀬よりずっと早い。
 なぜ北にある礼文の方が早いって?
 解明しに来てみてくだされ。
 ここ礼文島では、花のピークはGW前後。
 1日でもずれるとあっという間にピークは
 すんでしまうから、
 気候を念入りにチェックして来てね。
 

水芭蕉オバケ葉
エゾノリュウキンカ

花: エゾノリュウキンカ (左右・下)

 マットな感じが素敵な、
 咲き立ての頃のこの花。
 葉に埋もれそうな短い茎先に、
 大輪の花を咲かせる。

 水気の多いところを好んで、そこここに
 群生をつくる。

 山菜として、ヤチブキとも呼ばれてますね。

エゾノリュウキンカ
エゾノリュウキンカ エゾノリュウキンカ エゾノリュウキンカ

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